ZUIKO AUTO-T 1000mm F11

現在、執筆中です。申し訳ございません。しばらくおまちください。
もはや天体望遠鏡。実用性は乏しいが、持っているだけで満足度あり。

OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-T 1000mm F11/ズイコー 超望遠 1000mm F11

ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5
  • 画 質  ★★★
  • 携帯性  ★
  • 希少性  ★★★★☆
  • 人気度  ★★
  • 総合評価 ★★☆
ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5

◆愛称 「うちゅう」
1972年に発売が開始されたOM-SYSTEM(デジカメのOM-SYSTEMではない)だが、このシステムのキャッチフレーズが「宇宙からバクテリアまで」だった。オリンパスはそもそも老舗の顕微鏡メーカーだ。「バクテリア」はわかる。だが「宇宙」は?この宇宙の領域の責任を担うのは当然zuiko 1000mm/f11ということになる。もちろん、Tマウントなどのアジャスターで他メーカーの望遠鏡との接続はできたが、それではOM-SYSTEMとしてのキャッチフレーズには当てはまらなくなる。オリンパス得意のマクロ領域は充実した機器構成だ。それに反して宇宙領域はこれ一本。責任重大だ。ということで「宇宙」ということになった。

◆良いところ
・・・・

◆悪いところ
・・・・

◆エピソード

・・・・

<諸元>

ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5

コーティング MC
画角  4°
レンズ構成 4群6枚
絞り・形式/範囲  自動/6.5-32
最短撮影距離  11m
最近接撮影範囲  55x37cm
ピント調節方式 ラック&ピニオン
全長/最大径  377mm/111mm
質量  2800g
フード  組込み式
フィルター φ100mm ねじ込み
発売時の価格  ¥312,000

 

<所有レンズのデータ>

所有No 名称 コード リア記号 製造年月 状態 用途
Z0 ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5  良好 保存&常用

 

<作例>

ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5

古い設計の超望遠だが古く感じない風貌。まさにエイリアンだ

OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5/ズイコー 超望遠 600mm F6.5

ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5
  • 画 質  ★★★
  • 携帯性  ★
  • 希少性  ★★★★☆
  • 人気度  ★★
  • 総合評価 ★★☆
ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5

◆愛称 「えいりあん」
zuiko 600mm/f6.5は(当然だが)全長も長く377mmもある。それに2800gと重い。。フォーカシングは通常の銅鏡のリングではなく手前下についた左右のノブを回す形状だ。(これをラック&ピニオン方式と呼ぶそうだ)

ありがたいことにフード内臓式なのだがこのフードがでかく長い。なので先端部分はこの大きなつるつるしたフードで覆われている。そんな、この大きく、黒く、特徴的な形状は見るからに「エイリアン」のイメージそのものだ。

◆良いところ
zuiko 600mm/f6.5はとても所有欲を満たしてくれる望遠レンズだ。望遠らしい活動ができる。あまり使いこなしていないので描写についてはこれからの調査だ。

ZUIKOにしては、大きく重たいレンズだが、天体観測には最適だ。(コマ収差がきになるが。)

◆悪いところ
大きく重たい。使うことはめったにない。保管場所とカビ対策に悩むところだ。おかげさまで専用のアルミバックがあるが、これがまた大きくて邪魔になる。従って家には置いていない。

◆エピソード
OMズイコー レンズを収集し始めるとやはり全て知り尽くしたくなるものだ。だがzuiko 600mm/f6.5はめったに出現することがない。なのでちょっと割高だったがebayで購入した。

届けられたブツは小学校の頃の理科室の匂いがした。古いアルコールの匂いだ。前所有者はしっかりとアルコールで磨いてくれたのだろうか。ただ、古いアルコールなのか、なかなかこの理科室のにおいは消えず、このレンズを使うときはなにかの実験をしているような気分になる。

このzuiko 600mm/f6.5を試したあとは1000mmをゲットしようと考えていたのだが、このレンズを使ってそんな気にはならなくなった。大きく重たいのが理由だ。1000mmともなると置き場所にも困るだろう。私の物欲センサーはこれ以上のデカイレンズを求めなくなってしまった。そのため私がもっている中では最大の焦点距離のレンズとなった。本当は1000mmを入手すればOMズイコーコレクションはコンプリートするのだけれど。

<諸元>

ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5

コーティング MC
画角  4°
レンズ構成 4群6枚
絞り・形式/範囲  自動/6.5-32
最短撮影距離  11m
最近接撮影範囲  55x37cm
ピント調節方式 ラック&ピニオン
全長/最大径  377mm/111mm
質量  2800g
フード  組込み式
フィルター φ100mm ねじ込み
発売時の価格  ¥312,000

 

<所有レンズのデータ>

所有No 名称 コード リア記号 製造年月 状態 用途
Z0 ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5  良好 保存&常用

 

<作例>

ZUIKO REFLEX 500mm F8

OM唯一のミラー。OMらしい小ぶりで優秀描写

OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO REFLEX 500mm F8/ズイコー 反射望遠 500mm F8

ZUIKO REFLEX 500mm F8
  • 画 質  ★★★★
  • 携帯性  ★★★★
  • 希少性  ★★★★☆
  • 人気度  ★★★
  • 総合評価 ★★★★
ZUIKO REFLEX 500mm F8

◆愛称 「れふれっくす」
反射式の光学系を採用した望遠レンズのことをレフレックスレンズ(またはミラーレンズ)と呼ぶ。実はzuiko 500mm/f8はオリンパス史上唯一のレフレックスレンズなのだ!

◆良いところ
レフレックスレンズは独特のリング状のボケが写ることが特徴だが、焦点距離が長いものの、レンズ自体は短いので携帯しやすいのが最大の特徴だ。そんな小さいといわれる各メーカの500mm/F8レフレックス群の中でもひときわ携帯しやすいのがOMのzuiko 500mm/f8だろう。

通常レフレックスレンズはその筒の太さからフィルターはリア側につけるようになっている。ところがzuiko 500mm/f8ではフロント側につけるのだ。(72mmねじ込み式)それぐらいコンパクトにまとまっているということなのだ。

また、レフレックスの特徴はミラーで反射するので収差が極めて少なくなることだ。コンパクトで綺麗で超望遠。いいじゃないか!

◆悪いところ
80年代の私が学生の頃は、レフレックスといえばボケがリング状になるので「よくない」とされた。ところが最近の雑誌などをみると「リング状のボケが美しい」とある。

レフレックスの最大の特徴であるリング状のボケは、時にして良くも悪くも評価されてしまう。つまりはどう表現に利用するかが大切ということだな。

また、レフレックスなら皆そうだが、構造上絞りが無く常にF8。この暗さで深度が極端に浅いので、慣れるまではピント合わせがたいへんだ。

あとレフレックスレンズは保管方法に十分に注意した方がいい。湿度や温度によりミラーはすぐに傷んでしまう。ミラーが痛んだら修理しても治りはしない。「レフレックスレンズは生ものだ」という人がいるが、大切にしないとすぐに腐ってしまう。

◆エピソード
高校生のとき、カメラの師匠で親友だったY君が、自慢げにニコンのレフレックスを持ってきた。その彼に、焦点距離の長さの割に小さく短い筐体やリング状のボケの特徴などを教わった。望遠憧れの世代としては羨ましくて仕方がなかった。

そんな経験からか、いつの間にか自宅にはレフレックスレンズががゴロゴロしている。
・SIGMA MIRROR-TELEPHOTO 1000mm F13.5
・SIGMA MIRROR-TELEPHOTO 600mm F8
・旧ソ連 MC RUBINAR 500mm F5.6
・TAMRON SP 500mm F8
・TAMRON SP 350mm F5.6
・HANIMEX MIRROR LENS 300mm F5.6
・MINOLTA RF ROKKOR 250mm F5.6
と、
さらにZUIKO 500mm F8を含めると計8本も持っていた。

キャノンやニコンのレフレックスも興味があったが、やはりコンパクトさと性能のバランスはzuiko 500mm/f8のもので、いくらレフレックスコレクターちっくの私でも購入には至らなかったのだ。


<諸元>

ZUIKO REFLEX 500mm F8

コーティング MC
画角  5°
レンズ構成 2群5枚
絞り・形式/範囲  F8固定
最短撮影距離  4m
最近接撮影範囲  28x19cm
ピント調節方式 直進ヘリコイド
全長/最大径  97mm/81mm
質量  590g
フード  組込み式
フィルター φ72mm ねじ込み
発売時の価格  ¥107,000

 

<所有レンズのデータ>

所有No 名称 コード リア記号 製造年月 状態 用途
Z0 ZUIKO REFLEX 500mm F8  良好 保存&常用

 

<作例>