画角比較(8mm~1000mmまでの焦点距離比較)

かつてレンズのカタログなどには、画角を比較する写真が掲載されていて、焦点距離ごとにどんな絵になるか比較することができた。OM-SYSTEMでは、OMのカメラを買うと付録で「ズイコー交換レンズ読本」というハンドブックが用意されていて、ここにも画角比較の写真が用意されていた。30年余り前この画角比較をみては、ああこんな贅沢な撮影やってみたいなぁと憧れたものだ。

ということで、今回、自前のOLD ZUIKOで画角比較集を作ってみた。ただし、荷物を軽くするため軽いレンズでの構成だ。

250mmF2や350mmF2という驚愕の白レンズという超重量級レンズは今回は欠席。ZUIKO 600mm F6.5はSIGMAのミラーレンズ600mmF8で代用だ。

それでは、世界遺産の宮島、厳島神社から、2セット続けて。

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厳島神社の鳥居は建て替え工事に入るそうで、今年2019年6月中旬ごろから足場が組まれる予定になっている。現在の鳥居の姿はまもなく見納めになるそうで、慌てて撮影スケジュールを組んだ。機材が重くてとても苦労したが、満足した仕上がりに。また夢が一つ叶った気分だ。

続いて、今度も世界遺産、広島平和公園から。

600mmと1000mmがOLD ZUIKOでないのは残念だが、体力の問題もあり、そもそもZUIKO1000mmはもっていないのでご了解いただきたい。250mm/350mmも重すぎて運べなかった。。

あとで思ったのだが250mmはミノルタのミラーレンズ、350mmもタムロンのミラーレンズで代用できた。またいずれ同様の活動をするときにはチャレンジしてみたいところ。

それにしても21本のレンズ群を3つのバックに詰めて三脚と一緒に運んだ。

こんなことができるのが軽量コンパクトなOLD ZUIKOだからこそだ。他社のオールドレンズではまず無理だろう。

「高倍率ズームなら数本で簡単にできる」という意見も出てきそうだが、単焦点で並べて撮ることに意味があるんだよなぁ。わかるかなぁこの魅力。。。

同感いただける方は是非コメント頂けるとありがたい!