こちらの思い出深いレンズを紹介しょう。
これは私が高1の時に最初に買ったレンズ。
OM10とのレンズキットについていたのだ。
意外と評価は高く、よく映るし、小さく、軽くて軽快だ。
「S ZUIKO」というように頭に「S」がついているのは、サードパーティのS
つまり他社のOEM製品ということ。
コシナ製なのだとか。なるほど写りの良さは納得だ。
今では評価も良いし満足しているのだが、購入当初の私はあまり満足していなかった。
F値は大きく暗いし、筐体がプラスチックで安っぽい。なによりも純正でないというのが気に食わなかった。
当時は明るいレンズにあこがれていて、ずっしりとした金属で大きなレンズを得たい願望があった。
だが、今では評価も180度変わったものだ。
ボケはあまりないものの、ズームであってこれほどの小ささ、軽さ。そして解像度の良さに程よいコントラスト。
やはり最高の一品だ。
このレンズの存在がきっかけとなってZUIKOファンからコシナファンへ。そして様々なメーカのレンズに興味を抱くようになってレンズの沼にはまっていったのだ。。。
オールドレンズを扱うのはやはり大口径で単焦点でというのが定番だ。
だがあえて、ズームで暗いレンズを使ってみるといい。意外と使えるものもあるということだ。
わかったのは35-70の定番といえる2倍ズーム程度で、暗めのレンズであれば、80年代のオールドレンズであっても能力はそこそこいけるってことだ。
コシナさんいいレンズをありがとう。