古い設計の超望遠だが古く感じない風貌。まさにエイリアンだ
OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5/ズイコー 超望遠 600mm F6.5
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◆愛称 「えいりあん」
zuiko 600mm/f6.5は(当然だが)全長も長く377mmもある。それに2800gと重い。。フォーカシングは通常の銅鏡のリングではなく手前下についた左右のノブを回す形状だ。(これをラック&ピニオン方式と呼ぶそうだ)
ありがたいことにフード内臓式なのだがこのフードがでかく長い。なので先端部分はこの大きなつるつるしたフードで覆われている。そんな、この大きく、黒く、特徴的な形状は見るからに「エイリアン」のイメージそのものだ。
◆良いところ
zuiko 600mm/f6.5はとても所有欲を満たしてくれる望遠レンズだ。望遠らしい活動ができる。あまり使いこなしていないので描写についてはこれからの調査だ。
ZUIKOにしては、大きく重たいレンズだが、天体観測には最適だ。(コマ収差がきになるが。)
◆悪いところ
大きく重たい。使うことはめったにない。保管場所とカビ対策に悩むところだ。おかげさまで専用のアルミバックがあるが、これがまた大きくて邪魔になる。従って家には置いていない。
◆エピソード
OMズイコー レンズを収集し始めるとやはり全て知り尽くしたくなるものだ。だがzuiko 600mm/f6.5はめったに出現することがない。なのでちょっと割高だったがebayで購入した。
届けられたブツは小学校の頃の理科室の匂いがした。古いアルコールの匂いだ。前所有者はしっかりとアルコールで磨いてくれたのだろうか。ただ、古いアルコールなのか、なかなかこの理科室のにおいは消えず、このレンズを使うときはなにかの実験をしているような気分になる。
このzuiko 600mm/f6.5を試したあとは1000mmをゲットしようと考えていたのだが、このレンズを使ってそんな気にはならなくなった。大きく重たいのが理由だ。1000mmともなると置き場所にも困るだろう。私の物欲センサーはこれ以上のデカイレンズを求めなくなってしまった。そのため私がもっている中では最大の焦点距離のレンズとなった。本当は1000mmを入手すればOMズイコーコレクションはコンプリートするのだけれど。
<諸元>
ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5
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<所有レンズのデータ>
所有No | 名称 | コード | リア記号 | 製造年月 | 状態 | 用途 |
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Z0 | ZUIKO AUTO-T 600mm F6.5 | 良好 | 保存&常用 |
あれ、作例をみると十日市電停ではないですか?
もしかして事務所近くに このレンズ所有ユーザー様がいらっしゃるのかのう、、、わくわくしますな。
しかも OM ズイコーほぼコンプとは強い、、、
ご近所さまですか~。どうもどうもです。
わたしはモスの近くにおります(笑)
600の玉を抱えてるひとを見つけたらおそらく私ですね(笑)
1000を入れたら完全にコンプリートですが、OM ZUIKOは数が限られるので容易いのかもですね。